『ハンバーガーをつくろう!』新井 洋行
テンポよくページをめぐりながらハンバーガーを作る絵本です。
表紙にも「一緒に楽しくお料理体験絵本」とあります★
こちらの絵本、読んでいく向きに特徴がありまして・・・
向きとしてはこのように縦長にしてめくっていきます!!
縦長の上半分に料理の作業行程、下半分に出来ていくハンバーガーが描かれているといった感じです。
スマホで見慣れた縦長画面をテンポよくフリックする感じでページをめくっていくのは正に現代っ子向きといった感じです(笑)。
それでは読み聞かせレビューです!
【読み聞かせにかかる時間】
☑5分未満
□5分以上~10分未満
□10分以上
ページ数:26P
【子供の反応】
シンプルに一つ一つ手順を追いながらハンバーガーを作っていくので、「これなら簡単♪」「分かりました!」といった感じでノリ良く楽しく聞いてます。
この本の流れは基本的にパターン化されており、例えば最初の手順で「バターを塗ったバンズにレタスをのせましょう」と作業内容が絵本を縦にした時の上半分のページに書かれております。
そして下半分のページに“こんな感じになります”という徐々に出来上がっていくハンバーガーの様子が描かれているわけですが、その間あたりに「は~い」という相づちが入ってます。
この相づちにより、よりテンポ良く楽しくさせてくれます。
もちろん息子も一緒に「は~い」と言っており、自宅でホットケーキなどのお菓子を一緒に作る時もこの本のノリで楽しんでおります。
私が「まずは卵と牛乳を入れてくださ~い」と言うと、「は~い」という感じです(笑)。
【おすすめキーワード】
・ 料理 ・クッキング ・変形絵本
【学べることキーワード】
・ハンバーガーの作り方 ・味はもちろん見た目も重要 ・高カロリーになるのも納得のボリューム ・出来上がったのは子供には大きそうなビッグマック
【読み聞かせのポイント】
繰り返すようですが、とにかく“テンポ良く”、“楽しく”読んで料理は楽しいということを感じましょう。
調理対象がハンバーガーということで、簡単すぎず、難しくもなくインスタ映えするもの(?)というのが「これなら自分もできるかも!」という思いにさせてくれてるようです。
因みにですが、この本を読むと食欲と料理意欲が刺激されるのか「ハンバーガー食べに行こう」や「お料理しよう」と子供が要望をあげてきます(笑)。
【この本を読んで-大人の感想文-】
シンプルでありながら新しさもあるおままごと…いや、本格料理入門絵本といった感じでしょうか。
今回はハンバーガーでしたが、カレーやチャーハンなど身近で基本的な料理でも出してほしいなと思いました。
なお、ダイエット中に読むのは大変危険ですのでご注意ください。。。
【購入情報】
作:新井 洋行
出版社:ほるぷ出版
発行日:2018年9月