『みんなで!いえをたてる』作:竹下 文子/絵:鈴木 まもる
働く車をテーマにした本が多い竹下文子さんと鈴木まもるさんのコンビによる絵本です。
本作では家を建てる時に活躍する多くの働く車に加え、様々な職人さんも登場して何もなかった土地に一軒家を建てるまでのお話です。
それでは読み聞かせレビューです!
【読み聞かせにかかる時間】
□5分未満
☑5分以上~10分未満
□10分以上
ページ数:32P
【子供の反応】
働く車が登場するだけでなく、実際に作業をする様子まで解説されているので「この車はこんな時にこういう風に使われるんだ」と勉強になっているようです。
息子はこの本を読む前から、「家はどうやって作ったの?」と自分が産まれる前に建てられた家のことをよく知りたがっていました。
この本ではミキサー車が来てコンクリートを流し込み基礎を造るところからはじまり、柱を組んで畳やお風呂を入れて・・・と正に我が家を立てた時と同じことが分かりやすく描かれていたので「こうに建てたんだよ」と簡単に分かりやすく子供に伝えることができました。
他の乗り物絵本とは少し変わった切り口なので、定期的に読みたくなるようです。
【おすすめキーワード】
・ はたらくくるま ・建設車両 ・左官屋 ・畳職人 ・引っ越し ・一戸建て
【学べることキーワード】
・家の建て方 ・建設車両の仕事 ・職人さんの手作業 ※辛い住宅ローンは学べません
【読み聞かせのポイント】
私も建築に関しては素人ですが、初めて読んでも分かりやすく描かれているので子供にも説明してあげられると思います。
我が家の場合、正にこの絵本に描かれているような土と砂利の空き地に基礎を打つところからはじめたので当時のことを話ながら読み聞かせてあげました。
この本を読んだ後、当時の何もなかったころの土地の写真や建設途中の写真を見せてあげたら「絵本の通りだ!!」と興奮してました。
【この本を読んで-大人の感想文-】
【購入情報】
作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:偕成社
発行日:2011年11月