おとえほ(お父さん、絵本読んで)

一児の父が綴る絵本紹介ブログです。3~6歳向けの絵本中心です。

『うどんのうーやん』岡田 よしたか

 

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擬人化された食べ物シリーズで人気の岡田よしたかさんの絵本の中でも特に人気(話題)なのがこちらではないでしょうか。

 

主役が“うどん”というだけで驚きですが(笑)、出前の人手不足問題を抱える飲食業界に一石を投じるべく自らが走って出前(され)に行くというシュールかつ爆笑必死のお話です。

 

それでは読み聞かせレビューです!

 

【読み聞かせにかかる時間】

□5分未満

□5分以上~10分未満

☑10分以上

ページ数:32P

 

【子供の反応】

まず、主役のうーやんを含めた登場人物みんなが関西弁なので群馬県育ちの息子は「なんか変?」というような違和感を感じたようです(笑)。

 

それでも、それが新鮮で面白く聞こえたのか関西弁のセリフをたまに真似してます。

 

乗り物や動物がしゃべるという設定は絵本に限らず子供の世界にはよくありますが、うどんが関西弁でしゃべりながら走る姿といのは子供にもインパクトがあったようで少しあっけにとられていました(笑)。

 

そんな反応は初めてだったのでそれを見ているほうとしては面白かったですし、ストーリーにも冒険性があって楽しめました。

 

【おすすめキーワード】

・ うどん(関西風) ・出前 ・うどんのトッピング

 

【学べることキーワード】

・関西弁 ・人手不足 ・出前迅速の裏側  ・働き方改革

 

【読み聞かせのポイント】

群馬県育ちで関西在住経験もないので、関西弁に苦労しました(苦笑)。

 

イントネーションなど手探りの感じでしたが、テンポよくスピーディーに描かれているので慣れてしまえばそれほど苦になりませんでした。

 

ただ、うーやんが難所を越える時に発する民謡のような掛け声(唄?)は正解が分からないので読むたびに調子が変わります(笑)。

 

出前の途中に出会う個性的なトッピング達も登場するこんな本もありました。

 

【購入情報】

作:岡田 よしたか
出版社:ブロンズ新社
発行日:2012年8月