『トーマスとエリザベス』原作:ウィルバート・オードリー/訳:文平 玲子
「トーマスのテレビ絵本」シリーズの中の一冊。
タイトル通り、出てくる車両はトーマスとエリザベスだけです。
それでは読み聞かせレビューです!
【読み聞かせにかかる時間】
□5分未満
☑5分以上~10分未満
□10分以上
ページ数:25P
【子供の反応】
子供自ら、数あるトーマス絵本の中からこれを選びました。
電車はあまり興味がないのですが、表紙に出ていたエリザベスがトラックだったので気になったようです(笑)。
そんなわけで、トーマスはそれほど好きというわけではない車好きの息子でも楽しめるトーマス絵本でした。
【おすすめキーワード】
・トーマス ・トラック
【学べることキーワード】
・ツンデレ ・スチームローリー ・旧知の仲 ・人助け ・社内での複雑な人間関係
【読み聞かせのポイント】
キャラ的にハッキリしているエリザベスは高飛車な感じで読みましょう。
トーマスはあまり出番がないので引き立て役に徹しましょう(笑)。
テレビ絵本だからといって森本レオ風(古い?)に読まなくても大丈夫です。
(おそらく今の子供は分からないでしょう。)
どうしてエリザベスとトップハム・ハットきょうが馴れ馴れしいのかという理由は子供にはすぐ分からないかもしれませんので丁寧に補足説明してあげると良いかと思います。
【この本を読んで-大人の感想文-】
久しぶりにトーマスの絵本を読みました。
テレビだとポンキッキの中で放送していたな〜と、80〜90年代の子供時代を回想して懐かしくなり、TVも見てみることに。
すると…
今のトーマスはCGになって森本レオさんのナレーションじゃないのでちょっと違和感がありました(汗)。
(今のTV版ドラえもんも未だに違和感が…)
話がそれましたが、こちらの絵本に出てくるエリザベスというのは見たことあったかもしれませんがほぼ初めて知った感じです。
見た目からしてトラックかと思いきや、スチームローリー式(※)のトラックということでなんだか格好良く思えました!
この本の感想を例えるなら「突如、会社に馴れ馴れしい失礼な人が来たと思ったら社長の同期だった」というような感じです(笑)。
よく分からないかと思いますが、読んでいただければ少しは「あーそんな感じかも」となるかもしれません(笑)。
※ガソリン燃料ではなく石炭を燃やして走るタイプの車らしいです。初めて知りました。
【購入情報】
原作: ウィルバート・オードリー
訳: 文平 玲子
出版社: ポプラ社
発行日:2003年6月