おとえほ(お父さん、絵本読んで)

一児の父が綴る絵本紹介ブログです。3~6歳向けの絵本中心です。

『でんしゃが きた』作:竹下 文子/絵:鈴木 まもる

 

f:id:troutist:20190222095723j:plain

 

竹下文子さんと鈴木まもるさんコンビによる人気の乗り物絵本シリーズ。

 

今回は様々な場所を走るたくさんの鉄道車両が、それぞれの地域の様子と合わせて描かれています。

 

それでは読み聞かせレビューです!

 

【読み聞かせにかかる時間】

□5分未満

☑5分以上~10分未満

□10分以上

ページ数:32P

 

【子供の反応】

車両によって色や形、走っている場所や利用する人が異なる様子が描かれているので見たことがない車両は特に「これはどこを走っているの?」と興味津々でした。

 

ほぼ満員で運行し続ける都会の列車は、群馬に住んでいて都会のラッシュを経験したことがない息子にとっては別世界のようでこんな電車には乗りたくないようです(笑)。

 

一応、電車?ということで遊園地を走る電車なども出てくるなど本当に幅広く“でんしゃがくる”ので飽きません。

 

【おすすめキーワード】

・いろいろな電車 ・特急列車 ・通勤列車 ・復興

 

【学べることキーワード】

・電車の特徴 ・走っている路線 ・運行を支える人たち ・復刻の光

 

【読み聞かせのポイント】

最新の新幹線車両も登場しますが、「今日で(運行)最後の特急列車」など長い間活躍してきた昔の車両をねぎらうように登場させるのも素晴らしいと思いました。

 

子供にとっては見慣れない車両でしたが、「これはお父さんが子供の頃よく走っていて、おじいちゃんと〇〇に行った時に乗ったんだよ」などと体験を話してあげると興味深く聞いてくれました。

 

乗ったことがある車両や、これから乗りたい車両などの話を広げてしても良いと思います。

 

【この本を読んで-大人の感想文-】

【購入情報】

作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:偕成社
発行日:2013年09月