『おはよう!しゅうしゅうしゃ』作:竹下 文子/絵:鈴木 まもる
働く車をテーマにした本が多い竹下文子さんと鈴木まもるさんのコンビによる絵本です。
本作はゴミ収集車のお仕事のお話です。
ゴミを集めているところは見かけても、「どのように街を周って集めているのか?」「乗っている人はどういうところを注意してゴミを集めているのか?」など知らなかったゴミ収集車のお仕事が分かります。
それでは読み聞かせレビューです!
【読み聞かせにかかる時間】
□5分未満
☑5分以上~10分未満
□10分以上
ページ数:32P
【子供の反応】
車(主に働く車)が大好きな息子ですが、一番最初に興味をもって好きになったのはゴミ収集でした。
1~2歳の頃、テレビ「いないいないばあっ!」の中で流れていた「ポイブーブー」の歌が大好きで、この歌が聞こえてくると泣いていても泣くのをやめて興味深そうに見ていました。
懐かしいです。。。
そして3~4歳になって色々な車を覚えてきてもやっぱり基本のゴミ収集車は好きなようで、この本も何回も読んでいます。
唯一無二の色と形、そして「どこにそれだけ入るの!?」というゴミを潰しながら入れるギミックに魅力があるようですね。
もちろん、ゴミ収集車を運転して日々の生活を支えてくれている方たちの仕事内容にも興味があるようなので、本作は正に子供にとって魅力ある参考書のような一冊です(笑)。
【おすすめキーワード】
・ はたらくくるま ・ゴミ収集車
【学べることキーワード】
・ゴミの出し方 ・ゴミの分別 ・ゴミ収集車はどこから来てどこに行く? ・集められたゴミはどうなる? ・なくならない仕事
【読み聞かせのポイント】
タイトルに「おはよう!」とある通り、ゴミ収集車が動き出す夜明けの場面から始まります。
序盤は深夜までの賑わいが嘘のように静かになっている町をイメージしながら・・・
そして出勤途中の車で賑わう街中、出社前にゴミ出しをするサラリーマンなど朝の賑わいシーンでは収集作業もピークを迎えるので忙しく大変そうな感じを伝えましょう。
実際に近所のゴミステーションで集荷作業を見かけた時は、「この前、絵本で読んだのと同じだね。次はどこに行くのかな?〇〇(子供)の保育園の方かな?」など絵本と現実が重なるように話してあげると喜びました♪
【この本を読んで-大人の感想文-】
【購入情報】
作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:偕成社
発行日:2015年11月